晴れ時よりクイズ #3 昆布のうまみの正体とは…?
晴れ時よりクイズ #3
はじめに
こんにちは!キシレンです。皆さんは「食」について関心がありますか?今回は皆さんの身近な「食」についてのお話です。
問題
1908年、東京帝国大学の池田菊苗氏が発見した、昆布のおいしさの正体として知られている成分は何?
A.イノシン酸
B.グルタミン酸
C.リン酸
D.アラキドン酸
E.リノール酸
B.グルタミン酸
グルタミン酸は、池田氏はその味を「うま味」と名づけ、甘味、塩味、苦味、酸味に続く基本的な味として認められました。グルタミン酸は、うま味調味料「味の素」の主成分(グルタミン酸ナトリウム)であることで有名ですが、トマトやチーズ、海苔など様々な食品に含まれています。さらには、体内にも存在しています。日頃から意識せずとも口にしているのがこのグルタミン酸であるわけです。
しかし、現在に至るまで、グルタミン酸ナトリウム(MSG)は米国国内では拒絶反応がみられています。
問題
1968年、米国の科学者が発表した、客が店で食事をした後、顔のほてりや頭痛などの症状が出て、その原因がグルタミン酸ナトリウム(MSG)とされた症状は次のうちどれ?
1.日本料理店症候群
2.ファーストフード店症候群
3.中華料理店症候群
3.中華料理店症候群
後に、多くの研究者によって中華料理店症候群とMSGには何の因果関係もないことが科学的に示されてました。しかし、「風評」は消えず、今日まで至っているそうです。今、日本の企業「味の素」は、米国での「風評」を払拭するために努力しているそうです。
おわりに
今回は「食」に関するクイズでした。皆さん正解できましたか?中華料理店症候群の話は有名なので、背景も知っておくといいですね。
次回もよろしくお願いします!

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